馬は健気です。跳びたくもない障害を跳んでくれたり、乗せたくないのに
我慢して人を乗せてくれます。いつも一緒にいると馬が我慢してくれているのが分かります。
はじめは我慢できずに跳ねて人を落とした馬も、そのことをすぐに叱り、愛情をもって根気強く調教していくと、
我慢してくれるようになるのです。馬は本当に健気な動物だと思います。
そんな馬という動物を1頭でも、と畜場に送りたくないという想いがあります。
不況で馬を手放す人がいる。競走馬として成績を残せない馬が処分される。
そんな話をよく耳にします。
第2の馬生を「えにしホースパーク」で過ごさせたい、あげてもいいという方がいらっしゃいましたら,是非,ご連絡ください。
(養老馬ではありません,乗馬として使います。)
当然のことですが,「えにしホースパーク」のスタッフは皆馬好きです。
乗馬クラブを経営していくなら,泣いて馬を出すという試練が必ず待ち受けていますが,
平成18年4月1日の開業から一頭も馬を出していません。経営に余裕がある限り,馬の最期を看取りたいと考えています。
クラブに「ヘイムダル」(通称ハク)という馬がいます。平成21年7月に、とあるイベントに貸した時に人馬転を繰り返しました。
帰ってきてから挙動がおかしく、突然理由もなく驚いたりしていました。
その後、左目の視力が極端に落ちていることが分かりました。獣医に見せましたが、回復の見込みはないとのことでした。
1月後には、眼に手をかざしてもまったく反応せず、完全に失明していました。
騎乗時も怯えて暴れるため、お客様の練習馬として使うわけにはいきません。
スタッフミーティングで「退厩やむなし」との意見もありましたが,オーナーの決断は「ハクは最期まで出さない。」でした。
知合いの眼科医から専門書をお借りし、失明の原因を研究していたところ、2月の寒い朝、飼い付けをしていたときにハクの眼が少し反応していることに気がつきました。スタッフ一同大喜びでした。その後、少しずつ眼は回復し、かなり見えるようになっているようです。
装蹄師さんのアドバイスにより,ナビキュラー用の装蹄をしてもらったおかげで,メキメキよくなった
ドンの時もそうでしたが、待つことが好結果につながりました。
現在、ハクは練習馬として活躍してくれており、
ドンは自馬としてオーナーの方に可愛がっていただいています。
馬を貰うにあたって条件があります。
無料なのに厚かましいと思われた方には,大変申し訳ありません。お許しください。
一度入れた馬は簡単に手放せない。だから,あえて条件を付けさせていただくのです。
必須条件
■足元が強い馬
■性格のおとなしい馬
■7歳までの年齢が若い馬(現在、乗馬であれば年齢は15歳まで)
■き甲が高くない馬(き甲が高いと鞍ずれを起こしやすい)
■移動、去勢の費用は馬の提供者の負担とする。
できれば
■性別 去勢→牝→牡
■頭がいい
■体高は高くても低くても問題ない
■競馬での障害経験がない(バーに肢をあてることを覚えている)
■歩様がゆったりしている
私達には幸福な馬を一頭でも増やしたいという,ささやかな気持ちがあります。
お話を誠実に聞かせていただきますので、ご連絡ください。
実際のケースでは、ビデオ等の映像があると、お話を進めやすくなります。
また、馬の状態を確認するためにスタッフが出張する場合があります。その場合は交通費のご負担をお願いします。
